2011年11月25日金曜日

フラワーショップさん

青竹を半分に割った 簡単な花器に見えますが

竹の根本 株竹を使用する為  厚みもあり

割る、かんな削り、面取り、仕上げと 作業工程が多く

見た目以上に 手間が掛かりました。

明日 納品しますが フラワーショップさんが 花を生けられると

おしゃれな 青竹の花器に変身する事でしょう。

2011年11月21日月曜日

御弓師柴田勘十郎さん


数年後 京弓になる青竹を納品して来ました。

十一月は、竹を切るには、最も良い時期です。

京都産の真竹は、四季の気候風土に 鍛え上げられ

堅くて 引き締まった 美しい竹が採れます。


京都 嵐山も少し もみじが 色づき始めました。

2011年11月19日土曜日

松井竹材店オリジナル竹箒

本日 お得意先の 造園業者さんに務める 若い従業員さんが

松井竹材店オリジナル竹箒作りに 来店されました。

材料の孟宗枝は、親方所有の竹やぶで 集めて来られました。

少し手こずられた場面も有りましたが、なんとか1本 美しく仕上がりました。

これから 冬に向かう京都の庭で活躍する竹箒が出来上がり 満足そうにされていました。

2011年11月18日金曜日

青竹(真竹)


本日、 お正月に向けて 庭を衣替えする青竹が 初入荷しました。

次回は、 もう少し太い竹を 仕入れる予定です。

2011年11月17日木曜日

薪ストーブ

京都市内は、紅葉(もみじ)シーズンで 盛り上がっていますが

仕事場は、京都市内の北部に 位置することから 冷え込みが厳しく

今シーズン初めて 薪ストーブを使いました。



冬が 近くまで 来てそうな 冬苺も 見つけました。


2011年11月14日月曜日

黒文字穂垣




黒文字穂垣の 出来るまでの工程です。

通常、竹垣と呼びますが 黒文字(クスノキ科)という木から出来ています。

京都では 和菓子を頂く時に、高級楊枝として、お茶席で 良く使われます。

京都の山で育った黒文字が 京都の庭を演出します。

京都は、これから紅葉(もみじ)シーズンです。

黒文字と 真っ赤に染まったもみじを見に 京都に ぜひおいでやす 。

2011年11月12日土曜日

肘坪(ひじつぼ)




枝折戸の取り付けに 欠かせない金物です。

一つは、 親柱に打ち込み もう一つは、枝折戸の柱に取り付けます。

丸竹の柱は、穴を貫通させ 先を二つに割り しっかり取り付けます。
 
皮付きよし(琵琶湖産)入りの柱は、 みぞを切るため 不安定になるので

 丸竹の柱以上に 気をつかって しっかり取り付けています。

                                    
上記の写真の枝折戸(高さ三尺五寸 巾二尺三寸 六山編み)

明日 庭師の親方が取りに来られます。

2011年11月7日月曜日

枝折戸


以前 紹介いたしました、 京打ち刃物 久光さんの 鉈です。

お気に入りの 道具の一つです。

青竹を割る、へぐ(竹皮 一枚にする)のに

非常に扱いやすく 重宝してます。

青竹枝折戸も素早く美しく仕上がりました。

2011年11月6日日曜日

井戸蓋

(お茶会) 

十一月初旬 暦の上では、冬となり この先半年間 炉の時期になります。

炉開きは、茶室の衣替えにあたります。 

お茶の世界では、 口切りの時こそが「茶人正月」 などとも言われます。

口切り茶事の道具類は、正月にちなんだ物が、用意られる事が有るそうです。

 茶庭も 正月準備です。



2011年11月4日金曜日

薪を割るための斧


本日 京都市内は、夏の様な一日でしたが 

もうすぐやってくる冬を 暖かく過ごすため 斧を整備しました。

薪は、お得意先の造園屋さんから 桜の薪を頂きました。

薪ストーブは、むっくり暖かく 京都の底冷えには、欠かせません。




2011年11月3日木曜日

鉄砲垣

 

青竹鉄砲垣に 皮付きよし入り枝折戸 施工してきました。 

以前は、 四つ目垣だったそうですが 猫の侵入もあり

前回から 三本立ての 四つ目垣風の 鉄砲垣に変更されたそうです。  

皮付きよし入りの枝折戸の 下の隙間が 少し気になる所でした。

2011年11月2日水曜日

杉皮葺き屋根

竹材業を営んでおりますが、奈良県 吉野産の杉皮も取り扱っております。

本日 御所の近くの町屋さんに、黒文字松明垣の大和葺きの屋根を新調しに伺いました。

御施主さんのお話を聞いていると、昭和10年に建築された御宅だそうです。

いつ頃施工された黒文字垣かわかりませんが、屋根があると雨から垣が守られ

長持ちするようです。