つばめ口（お酒の徳利）

初夏の時期　お得意先の料理屋さんから

毎年　青竹の徳利（つばめ口）の注文が来ます。

六月には、　葦障子や藤網代に模様替えされ

料理の　お酒も冷酒に変わります。　

ツバメ飛び交う今の時期にぴったりの青竹の徳利です。

口を開けているツバメを想像して製作してます。

青竹の香が　ほんのりする冷酒・・・　

みなさんも　一度お試し下さい。

京丸うちわ

京都の花街では、夏のご挨拶に、

芸妓さんや舞妓さんが　お得意様へ名前入りの　

うちわを配る習慣が残っています。

毎年初夏の頃になると、ご贔屓の店先に、

きれいどころの名前が　飾られてる光景を見かけます。

今回　京都の五花街の一つ　上七軒の

お茶屋さんに、京丸うちわ立を納めました。

真竹（青竹-押え竹）

今シーズン最後の青竹ー押え竹を納品してきました。

この時期　昨年の秋に伐採した真竹が残り少なく　

柔らかい竹は、色が変わり　二つに割るのも割れません。

今　残っている真竹は、気候風土に耐えた

虫も寄り付かない堅い真竹です。そんな真竹(青竹-押え竹）を

京都の名門ゴルフ場に納めて来ました。

芽付竹

お茶室の垂木に良く使われています。

今回は、通常より細めの芽付竹の依頼でしたので

数寄屋大工さんの棟梁が捜されている太さが

なかなか見つからず苦労しました。

天然もので数少ない　貴重な物です。

自然の恵みに感謝！！

京すだれ

　
明日　納品させていただく　天津よしすだれです。

上部の桟竹は、二枚の竹を合わせて　丈夫に仕上げてあります。

さかずき(盃）を　逆さまにした所に　折れ釘で

すだれを吊ります。巻き上げ付きの　

京すだれです。

真竹の根付き

真竹であまり見かけないぐらい太かったです。

華道家の先生が花器を作られます。