2013年11月29日金曜日

筧 「つくばい」


京都の庭園に欠かせない つくばいに使用する筧の株竹を段取りして来ました。

松井竹材店では、お正月までに、百組近くの筧を組ませてもらっています。

節間の短い株竹は、中々手に入りにくく いつもお世話になってる

竹材店さんに無理をいって青竹建仁寺用の竹の株を切ってもらい

分けていただいてます。肉厚もあり とてもしっかりした竹です。

それに伴い つくばい用の杓 梅ヶ柄杓も仕入れ来ました。


京都府内は、29日朝 この秋一番の冷え込みとなり

松井竹材店の青竹を磨く 桶が 初氷しました。


2013年11月27日水曜日

御弓師 柴田勘十郎さんの弓竹


青竹の一番いいこの時期に 竹を納めています。

いつも無理をいって、信頼のおける竹材店さんに毎年お願いしてます。

年々 良質の青竹が少なくなり 竹やぶが住宅地に変わったり

今年は、京都では、台風十八号の影響もあり、竹やぶも被害を受けました。

竹やぶに足を運んで選別しに行き なんとか例年どうり段取りができました。

京都では,もみじ狩りで賑わう中 祇園の南座で、吉例顔見世興行の

「まねき上げ」があり 一足早く 京都は、師走に突入です。

2013年11月26日火曜日

小さい四つ目垣


お寺さんの法要に合わせて以前も紹介した 四つ目垣を

青竹に取り替えて来ました。高さが低くい為 胴縁は、

二段しか入らず銅線で結束してから黒縄を掛けした。

これからの季節 一番よく作る筧も取り付けて来ました。

丸い井戸の蓋は、こんな感じです。

2013年11月24日日曜日

丸い井戸の蓋


丸い井戸の蓋です。正方形と違い編み込む場所を

少し変え 丸く切っって仕上げました。

正方形に編んでから 切っっていますので贅沢な感じがします。

明日 お寺さんに納品に行きますが 上手く収まる事を願っています。

大きさは、三尺一寸丸の蓋でした。

2013年11月23日土曜日

青竹枝折戸



松井竹材店の青竹枝折戸は、一本の竹から作っています。

切る 割る へぐ 削る 穴ける 結ぶ 複雑な工程を経て 

一枚の枝折戸を仕上げています。

一本の竹から作る事で 節を揃えて制作も出来、

どちらから見ても正面に見え 編み込んでも竹の力加減が均等になり

美しく仕上げる事ができます。又 僕自身が手で 青竹を手割りして

作っていますので 手作りのぬくもりも感じて貰えると思います。

お祖父さんから 教わった伝統技術に感謝し、後世に伝えていきたいと思っております。

2013年11月16日土曜日

薪ストーブの季節


薪ストーブが活躍する季節になってまいりました。

それとともに 竹屋さんも忙しくなる季節です。

青竹も正月の準備に向けて入荷してますが

お得意先の造園屋さんからの薪の差し入れも、とてもありがたいです。

クヌギ カシ クリ と堅い薪は、火持ちがよく むっくり暖かいです。

備長炭になる ウバメカシも頂ける予定があり 炭作りにも一度挑戦してみたいです。

毎年 ゴールデンウイークにキャッンプに行く時に持って行きたいですね。

炭のつくり方 勉強します。

2013年11月15日金曜日

松井竹材店オリジナル竹箒・手箒との出会い


竹垣の施工に寄せていただいている お寺さんで出会いました。

僕自身が作った 竹箒と手箒です。

朝から雨模様でしたが 少し竹垣の施工が早く終わったので

庭のお掃除を手伝うことになり小石の上 スギ苔の上と 

掃きましたが素早く美しく掃くことができました。

庭師の親方からは、この庭には 欠かせない道具との お褒めの言葉を頂き

今後もより良い物を作ろうと思った一日でした。

明日 金沢市の庭師さんに手箒を発送します。喜んでもらえると思います。


2013年11月13日水曜日

夏椿の紅葉



自宅の夏椿が色付き始めました。

三色に紅葉した葉がなんとも幻想的です。

毎日 自宅の庭は、センサーライトでライトアップしています。

2013年11月9日土曜日

秋の京都


本日は午前中 あちらこちらのお寺さんに配達に回っていました。

東山 鷹峯 岡崎 松ヶ崎 西陣 と お正月に向けての準備

お茶会 法要 お庭のお手入れと 皆さん忙しそうでした。

秋の京都は、観光シーズン突入です。色付くもみじで益々 賑わうと思います。

おいでやす 秋の京都へ